全体調査について
調査参加者全員を対象とする調査です。
エコチル調査に登録されている全員を対象に行っています。
生体試料（血液や尿など）を提供いただいたり、定期的に質問票調査を実施して、
お子さまの成長や健康と生活環境中の化学物質との関係を調べています。
全体調査の内容
子どもアンケート（質問票調査）
妊娠中およびお子さまが生まれてから13歳になるまで年2回質問票で、お子さまの成長、健康、生活の様子について調べます。
13歳以降は、WEBによる質問票で、引き続き調査を継続させていただきます。
13歳以降の調査についてはこちらをご覧ください。
学童期検査
学童期検査は、小学2年生と6年生でお願いしています。
ご協力いただけるお子さんには検査会場にお越しいただき、全国で統一された機器や方法で、身体測定や精神神経発達検査を行います。
乳歯調査
参加者のみなさまから抜けた乳歯をご提供いただき、乳歯中の化学物質を分析する調査です。乳歯には、お母さんのお腹にいる時から、生まれた後およそ1年間に、お子さんが取り込んだ化学物質の情報（取り込んだ時期や量など）が記録されています。
最近の研究では、化学物質の取り込みが、数日から1週間の単位で過去に遡って分析できるようになっています。
いわば、乳歯は取り込まれた化学物質の情報を閉じ込めたタイムカプセルのようなものです。
ゲノム遺伝子解析
みなさまからご提供いただいた生体試料中の化学物質の量や、質問票調査等でご回答いただいた健康や成長に関する情報などと、ゲノム情報・遺伝子情報などとの関係を検討します。
この研究は、すでに保管している血液等の生体試料について「ゲノム全体にわたる遺伝子型の解析」「遺伝子のはたらきを調整するようなDNAの変化の網羅的な解析（エピゲノム解析）」を行います。
〒236-0004 横浜市金沢区福浦3-9
公立法人横浜市立大学内
エコチル調査かながわユニットセンター